子ども2人の4人家族の間取りは?

子ども2人の4人家族の間取りは?

・子ども2人の間取り
子ども2人の4人家族の間取りを考えるうえで、念頭においておきたい重要ポイントは、4人で暮らす期間はせいぜい10年程度しかないということです。
家族の変化に伴って住み替えることが可能なら、何の問題もありませんし悩むことはないのですが、住宅を建てるのは一生に一度の買い物という方が多いというのが現実と言えます。
ですから、4人家族・3人家族・夫婦2人家族という、暮らしの変化に対応できる器としての住宅を考えることが必要になるのです。

ただ難しく考える必要はなくて、夫婦2人で暮らすことを基本にした上で、子ども2人の成長に伴う4人家族の変化に柔軟に対応できる間取りについて検討すれば良いと言えます。
50?程度の広さの間取りとしては1LDK・2DK・2LDK、75?程度の広さなら2LDK・3DK・3LDKというのが一般的ですから、子ども2人の4人家族の家族構成の変化に柔軟に対応できる広さは約50?〜75?程度です。
これを基本に子ども2人の4人家族で暮らすには最低限の機能を確保した間取り、2人ではゆとりある間取りという視点で考えてみましょう。

お子さんがこのくらいの年齢になると習い事などを始めてみたいという気持ちになるかもしれません。
そうなると、お子さんの持ち物を収納するスペースも確保しなければならないでしょう。
居住空間と収納スペースを考えると子供部屋の広さは6畳くらいのある程度広い空間が必要になるでしょう。

家づくりにおいては、資金面や空間(広さ)の面で必ずどこかで妥協しなければならない点が出てきます。
先に優先度を決めておくことで、間取りづくりの悩みがある程度解消できると思うので、ぜひ家族と相談して優先度を決めてみて下さい。
何から始めればいいかわからない人は、まずは色々なハウスメーカーのカタログを見て勉強するのがおすすめです。
家族ごとに家を建てる目的や希望する家づくりは違うもの。紹介したポイントを頭に入れつつ、家づくりのプロである建築士にご自身の希望と条件を丁寧かつ確実に伝え、納得いくまで話しあいましょう。